◎英気象庁は3日夕方から4日正午にかけて、ミッドランド地方の一部、イングランド北部、ウェールズ北部および中部、スコットランド東部で大雪の恐れがあるとして警報を出した。
英イングランド北部で大雪が降り、数千世帯が停電した。現地メディアが3日に報じた。
それによると、ノーサンバランド州などでスリップ事故が相次いだという。負傷者が出たかどうかは明らかになっていない。
BBCは電力会社の話しとして、「複数の地域で落雪や倒木により配電線が損傷し、3日午前の時点で少なくとも2500世帯が停電している」と報じた。
トラックのスリップ事故を目撃したという男性はBBCに、「まるでアルプスかどこかのスキーリゾートを歩いているような気分です」と語った。「途中、道路に放置された車を何台か見ました...」
東部エセックスから北西部カンブリア州に向かう途中で大渋滞に巻き込まれた男性は「5時間ほどで目的地に着く予定だったが、19時間経っても着かず、途方に暮れている」と述べた。
カンブリア州では2500人以上が停電の影響を受けている。BBCによると、停電は3日夜までには復旧する見込み。
英気象庁は3日夕方から4日正午にかけて、ミッドランド地方の一部、イングランド北部、ウェールズ北部および中部、スコットランド東部で大雪の恐れがあるとして警報を出した。