◎ロンドン市内では毎週末、イスラエル軍とガザのイスラム組織ハマスによる紛争の恒久停戦を求める行進・集会が行われている。
イギリス全土で2日、パレスチナ・ガザ地区の紛争に抗議する集会が開かれ、数万人が参加した。
ロンドン警視庁はこのデモに参加した市民2人を逮捕したと報告している。
それによると、ロンドン南部の地区で人種差別的なプラカードを掲げていた男が公序良俗違反で逮捕されたという。
さらに別の地域ではパトカーが一般車両に進路を妨害された。警察はパトカーに故意にぶつかったとして、運転手の10代少女を現行犯逮捕した。
ロンドン市内では毎週末、イスラエル軍とガザのイスラム組織ハマスによる紛争の恒久停戦を求める行進・集会が行われている。
親パレスチナ派はこのデモを「行動の日」と呼び、全土でシュプレヒコールを上げるよう促した。
イングランド北部ハル、中部コベントリー、ウェールズの首都カーディフなどでも同様の集会が行われた。
ガザ紛争によるパレスチナ側の死者は1万5200人以上、イスラエル側では少なくとも1200人が死亡している。