◎政府は来年初めに禁煙エリアを拡大し、喫煙者に罰金を科すことができる法案を国会に提出する予定だ。
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フランス政府は28日、たばこ関連政策に関する記者会見で国内の全てのビーチ、公園、森林、その他公共施設での喫煙を禁じると発表した。
ルソー(Aurelien Rousseau)保健相は国営テレビのインタビューで、「フランスでは年間7万5000人がタバコに関連する疾患で亡くなっている」と語った。
またルソー氏は「喫煙場所を限定することで受動喫煙に悩まされる人を減らし、火災やケガのリスクも低減できる」と述べた。
政府は来年初めに禁煙エリアを拡大し、喫煙者に罰金を科すことができる法案を国会に提出する予定だ。
SNSには様々な意見が寄せられている。
ある活動家は「この地球からタバコを一掃してほしい」とX(旧ツイッター)に書き込み、愛煙家の罵声を浴びた。
毎日タバコを2箱吸うという女性はこう書き込んでいる。「タバコは基本的人権のひとつ。マクロン(大統領)はビーチでタバコを吸うという私の権利を侵害するつもりなの?」
国会は来月、国内で電子タバコを禁止する法案を採決する予定だ。