◎インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、多くの火山が活発に活動し、大きな地震が定期的に発生している。
インドネシア東部・北マルク州で22日、マグニチュード6.0の地震が発生した。
米地質調査所(USGS)によると、震源地はマルク諸島沖。震源の深さは116キロ。
インドネシアの気象当局は声明で、「津波の危険はないが、同じ規模の余震が発生する可能性がある」と述べた。
国家防災庁によると、マルク諸島の一部地域で揺れが感じられたものの、負傷者や被害が出たという報告はないという。
地元メディアは自治体関係者の話しとして、「北マルク州郊外の集落で棚から物が落ちたり、花瓶が割れたという通報があった」と伝えている。
インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、多くの火山が活発に活動し、大きな地震が定期的に発生している。
西ジャワ州で昨年11月に発生したM5.6の地震では331人が死亡、600人近くが負傷。ジョグジャカルタで2006年に発生したM6.4の地震では6200人以上が死亡、13万人以上が負傷している。
北部アチェ州沖で2004年末に発生したM9.1の大地震(スマトラ沖地震)では、12カ国で23万人以上が死亡した。