◎パレスチナ・ガザ地区への空爆と侵攻に抗議する数百人と機動隊が衝突し、男性1人が死亡した。
ナイジェリア北部カドゥナ州でイスラエル軍のガザ侵攻に抗議するデモ隊と機動隊が衝突し、少なくとも1人が死亡、数人が負傷した。地元当局が17日、明らかにした。
それによると、事故は16日午後に発生。パレスチナ・ガザ地区への空爆と侵攻に抗議する数百人と機動隊が衝突し、男性1人が死亡したという。
機動隊は催涙ガスでデモ隊を蹴散らし、鉄パイプなどの武器を持った暴徒に発砲したと伝えられている。
デモの主催者はAFP通信の取材に対し、「警察はイスラエル軍のガザ侵攻に抗議する平和的なデモを弾圧し、男性1人を射殺した」と語った。
また主催者はこう主張した。「私たちは憲法で保障されている表現の自由を行使しただけです。先制攻撃を仕掛けてきたのは警察だ...」
カドゥナ州警察の報道官は男性1人が亡くなったことを確認したが、「男性を殺害したのは機動隊ではなく、武装した暴徒であり、捜査を進めている」と強調した。
それによると、武装した暴徒数十人が機動隊に襲いかかった際、この男性も乱闘に巻き込まれたという。