◎アフガンでは2021年8月の政変以来、イスラム国(ISIS)系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が相次いでいる。
2022年9月23日/アフガニスタン、首都カブールのモスク近く、タリバンの戦闘員(Ebrahim Noroozi/AP通信)

アフガニスタン・カブールのイスラム教シーア派の住民が暮らす地域で爆発があり、少なくとも2人が死亡、9人が負傷した。地元当局が26日、明らかにした。

爆発の原因は明らかになっておらず、タリバン暫定政権の戦闘員が捜査に当たっている。

ソーシャルメディアで共有された動画には窓ガラスが割れた建物が映っていた。周辺にはガラスと外壁の破片が散らばり、多くの野次馬が心配そうに建物を見つめている。

この地区はシーア派の住民が多く暮らす地域であり、イスラム国(ISIS)系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)のテロ攻撃を何度も受けている。

アフガンでは2021年8月の政変以来、IS-Kによるテロ攻撃が相次いでいる。この組織はシーア派の少数民族だけでなくタリバンにも攻撃を仕掛けており、多くの市民が自爆テロや襲撃に巻き込まれて死亡した。

カブール警察の報道官は声明で、「負傷者は近くの病院に搬送され、手当てを受けている」と明らかにした。

一部の地元メディアは「市内のスポーツクラブで爆発が起きた」と伝えている。

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