◎香港の気象当局は8日に特別警報を発令。市内の学校や商店は軒並み閉鎖され、公共交通機関も便数を減らして運行した。
2023年10月8日/香港国際空港、スマートフォンで運航状況を確認する利用者(Emily Wang/AP通信)

元台風14号の低気圧が香港接近し、香港国際空港の多くの便がキャンセルになった。現地メディアが8日に報じた。

中国中央テレビ(CCTV)によると、香港発の多数の便がキャンセルとなり、香港とマカオを結ぶ世界最長の海上橋「港珠澳大橋」も閉鎖されたという。

台湾ではこの低気圧による暴風雨で1人が死亡、300人以上が負傷した。

香港の気象当局によると、低気圧は沖合約70キロの地点を西に進み、9日には隣の広東省に接近する見通し。

これにより、中国南部は大荒れになると予想されている。

香港の気象当局は8日に特別警報を発令。市内の学校や商店は軒並み閉鎖され、公共交通機関も便数を減らして運行した。

中国南部と香港には先月にも台風9号が接近・上陸。記録的な豪雨に見舞われ、数十人が死亡した。

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