◎事故はジンバブエ国境に近いリンポポ州の鉱山で17日に発生。作業員17人を含む少なくとも20人が死亡し、4人が負傷した。
2023年1月7日/南アフリカ、ヨハネスブルグで発生した交通事故(Getty Images/AFP通信)

南アフリカ北部リンポポ州の鉱山でトラックとバスが正面衝突し、20人が死亡した。地元当局が18日、明らかにした。

それによると、事故はジンバブエ国境に近いリンポポ州の鉱山で17日に発生。作業員17人を含む少なくとも20人が死亡し、4人が負傷したという。

この鉱山を管理する企業は声明で、「遺族に必要な支援を提供している」と説明した。

州警察によると、作業員を乗せたバスはこの鉱山内にある新しい開発エリアで働く予定だったという。

それ以上の詳細は明らかにされておらず、警察が事故現場を封鎖し、捜査に当たっている。

18日午後に現場を視察したリンポポ州知事は記者団に対し、「運転手は法律を遵守し、時間に余裕を持ち、常に安全運転を心がける必要がある」と語った。

また州知事は必要な許可証などを持っていない一部のトラック運転手が警察の取り締まりを避けるために、大型車が通行しにくい山間部の狭い道路を選んでいると指摘した。

国営テレビは関係者の話しとして、「バスと正面衝突したトラックの運転手は免許証を持っていなかった」と伝えている。

トラック運転手の安否は明らかになっていない。

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