◎銀行の現金輸送車を襲ったとみられるギャングの構成員18人が死亡した。
南アフリカ北部リンポポ州で警察とギャングの銃撃戦があり、少なくとも18人が死亡した。地元当局が1日、明らかにした。
それによると、事件は同州郊外の農村部で発生。銀行の現金輸送車を襲ったとみられるギャングの構成員18人が死亡したという。
警察庁長官を含む幹部が現場を視察し、州警察の取り締まりを称賛した。
州警察の報道官は「現場で18人の死亡を確認した」とするも、銃撃戦になった経緯や現金輸送車襲撃の詳細は明らかにしなかった。
南アの殺人率は世界トップクラスであり、警察の統計によると、今年の第1四半期(1~3月)には少なくとも2629人(1日あたり約30人)が銃器で殺害されたという。
地元メディアはこの事件と8月31日未明にヨハネスブルグの古びた集合住宅で発生した火災(74人死亡)のニュースを大々的に報じている。