◎4人は下山中に滑落したとみられる。
メキシコ最高峰のオリサバ山(Getty Images)

メキシコ最高峰のオリサバ山(標高5636m)で滑落事故があり、メキシコ人登山家4人が死亡した。地元当局が20日、明らかにした。

それによると、4人は下山中に滑落したとみられる。

地元の山岳救助隊は声明で、「亡くなった4人のうち2人は中部ベラクルス州出身、1人はプエブラ州出身」と明らかにした。オリサバ山の山頂はこの2州の州境にある。

同隊が公表した写真には岩だらけの斜面上で遺体を回収する救助隊員の姿が写っていた。

オリサバ山で事故は珍しくなく、2015年以降、救助隊と登山者は少なくとも3人のミイラ化した遺体を雪の中から発見している。3人は1959年の雪崩で遭難した登山者とされる。

2018年には米国の登山家グループが事故に遭い、1人が死亡。2017年11月にも米国人登山家1人が死亡し、7人が救助されている。

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