◎パイロットと乗客5人を乗せた小型機はカルガリーの西方にある空港を28日夜に離陸し、最西端のブリティッシュコロンビア州を目指していた。
カナダ西部アルバータ州カルガリーで小型飛行機が墜落し、乗客乗員6人全員が死亡した。地元警察が30日、明らかにした。
それによると、パイロットと乗客5人を乗せた小型機はカルガリーの西方にある空港を28日夜に離陸し、最西端のブリティッシュコロンビア州を目指していた。
管制室は飛行機が予定時刻になっても到着せず、連絡が途絶えたため、29日未明に警察に通報した。
その後、空軍の捜索隊がアルバータ州に投入され、カルガリーの西方約60kmの山間部で機体の残骸が見つかった。
カナダ放送協会(CBC)によると、空軍の連絡を受け現場に向かった地元警察と山岳救助隊は生存者がいないことを確認したという。
国家運輸安全委員会の報道官は声明で、「事故を起こしたのは単発のバイパーPA-32で、調査官が墜落原因を調べている」と報告した。