◎容疑者は28歳の男。身元は個人情報保護法により、明らかにされていない。
メキシコ北部ソノラ州のバーに火を放ち11人を殺害した容疑者が11件の殺人罪と6件の殺人未遂罪で起訴された。地元メディアが25日に報じた。
ソノラ州地検によると、容疑者は数日中に出廷する予定。
容疑者は28歳の男。身元は個人情報保護法により、明らかにされていない。
事件は21日深夜から22日未明にかけて発生。現場は米アリゾナ州国境近くに位置する町の小さなバー。
地検によると、容疑者はバー内で不適切な行為をしたため、追い出されたという。
その後、容疑者は22日未明にバーに戻り、可燃性の液体を撒き散らし、火をつけたとされる。
警察はメキシコ人10人と米国籍の女性1人の死亡を確認。6人が負傷し、病院に搬送された。
地検は容疑者を11件の殺人罪と6件の殺人未遂罪で起訴した。有罪が確定すれば、終身刑になる可能性が高い。
このバーがある町は米アリゾナ州ユマから国境を越えたところにあり、米国人に人気の歯科医院や薬局がある。
警察は容疑者の認否を明らかにしていない。