◎消防は当初、建物2棟が崩壊したと説明したが、警察はその後、崩壊したのは1棟と訂正した。
2023年6月21日/フランス、首都パリ5区、爆発・火災が発生した建物から上げる黒煙(Stephanie Lecocq/ロイター通信)

フランス・パリにある建物1棟が爆発・炎上し、少なくとも37人が負傷、2人が行方不明になっている。地元当局が21日に明らかにした。

消防によると、負傷した37人のうち4人は重体。

爆発はパリ中心部の5区で発生。消防は当初、建物2棟が崩壊したと説明したが、警察はその後、崩壊したのは1棟と訂正した。

この建物には服飾学校が入っていた。

消防車70台と消防士約230人が消火活動にあたり、火災は21日夕方までに鎮火した。

パリ警察の署長は現場で記者団の取材に応じ、「消防が行方不明者を探している」と明らかにした。

爆発の原因は明らかになっておらず、消防が調査している。一部のメディアはガス漏れが原因と伝えている。

5区の区長はツイッターに声明を投稿。「爆発は非常に激しく、周囲にガラスの破片が降り注いだ」と書き込んだ。

ロイター通信はパリ地検の話しとして、「爆発は建物内部で発生した」と伝えている。

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