◎消防は当初、建物2棟が崩壊したと説明したが、警察はその後、崩壊したのは1棟と訂正した。
フランス・パリにある建物1棟が爆発・炎上し、少なくとも37人が負傷、2人が行方不明になっている。地元当局が21日に明らかにした。
消防によると、負傷した37人のうち4人は重体。
爆発はパリ中心部の5区で発生。消防は当初、建物2棟が崩壊したと説明したが、警察はその後、崩壊したのは1棟と訂正した。
この建物には服飾学校が入っていた。
消防車70台と消防士約230人が消火活動にあたり、火災は21日夕方までに鎮火した。
パリ警察の署長は現場で記者団の取材に応じ、「消防が行方不明者を探している」と明らかにした。
爆発の原因は明らかになっておらず、消防が調査している。一部のメディアはガス漏れが原因と伝えている。
5区の区長はツイッターに声明を投稿。「爆発は非常に激しく、周囲にガラスの破片が降り注いだ」と書き込んだ。
ロイター通信はパリ地検の話しとして、「爆発は建物内部で発生した」と伝えている。