◎空軍のヘリ「CH-47 チヌーク」は20日未明に墜落。隊員4人が搭乗していた。
カナダ・オンタリオ州東部で発生した空軍のヘリ墜落について、行方不明になっていた隊員2人の遺体が収用された。地元メディアが21日に報じた。
それによると、捜索隊は20日遅くに2人の遺体を発見したという。
空軍のヘリ「CH-47 チヌーク」は20日未明に墜落。隊員4人が搭乗していた。墜落地点は首都オタワの北西約160km、オンタリオ州内を流れるオタワ川の近く。
アナンド(Anita Anand)国防相は20日の声明で、「4人は夜間訓練飛行の一環としてヘリに乗っていた」と説明していた。
4人のうち2人は20日に救助され、州内の病院に搬送された。国防省によると、命に別条はないという。
捜索活動には兵士約100人、州警察、地元の消防署が参加した。
墜落の原因は明らかになっておらず、当局による調査が続いている。