◎教皇は26日に発熱し、予定していた公務をキャンセルした。
バチカンのフランシスコ教皇(Pope Francis、86歳)が27日、公務に復帰した。
教皇は26日に発熱し、予定していた公務をキャンセルした。
バチカン政府によると、教皇は27日に予定していた多くの会合に出席したという。その中のひとつではマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督を含む映画監督などと面会した。
教皇はその後、国営イタリア放送協会(RAI)のスタジオでインタビューを受けた。
ソーシャルメディアで共有された動画にはスタジオ入りする教皇が見物客に手を振る様子が映っていた。
教皇が発熱したというニュースは健康状態に不安があるという以前からの懸念を再燃させた。
教皇は3月にも発熱を訴え、病院に搬送。急性気管支炎と診断され、3日後に退院した。
バチカン政府によると、教皇は28日の日曜礼拝を主催し、29日のマッタレッラ(Sergio Mattarella)伊大統領との会談も行われる予定だという。