◎事故は22日午後に発生。暴風雨のためこの小学校に避難していた市民が巻き込まれた。
タイの警察当局は22日、北部ピチット県にある小学校の建屋の屋根が倒壊し、子供4人を含む6人が死亡したと明らかにした。
地元ラジオ局によると、事故は22日午後に発生。暴風雨のためこの小学校に避難していた市民が巻き込まれたという。
地元ラジオ局は関係者の話しとして、「小学校内にある野外活動センターの金属屋根が強風で倒壊し、子供4人を含む6人が死亡、18人が負傷した」と伝えている。
ピトット県は首都バンコクの北方300kmに位置する。同県の防災部門はフェイスブックに声明を投稿。「暴風雨をしのぐために何人かの生徒と保護者が避難していた」と述べた。
それによると、亡くなった子供4人はこの学校の生徒とみられ、保護者1人と学校の清掃職員1人の死亡が確認された。
気象庁は今週、北部の広い範囲に大雨警報を出していた。また同庁によると、ピチット県を含む北部の一部地域は22日に梅雨入りしたとみられる。