◎オブラドール氏は3度目のコロナ感染を受け、ユカタン半島の視察を断念し、大統領府で療養生活を送っている。
2023年2月28日/メキシコ、首都メキシコシティ、オブラドール大統領(Marco Ugarte/AP通信)

メキシコのオブラドール(Andrés Manuel López Obrado)大統領は27日、3度目のコロナ感染と診断される前に「一時的に気を失った」ことを認めた。

一部の地元メディアは23日、オブラドール氏は同日早朝に意識を失い、ユカタン半島で進められている観光鉄道「マヤ鉄道」の建設現場視察を中止したと報じた。

しかし、大統領府の報道官は同日、「大統領はすこぶる元気だ」と述べ、この報道を否定していた。

オブラドール氏は自身のSNSアカウントに声明を投稿。「医師はとても心配していたが、私は元気にやっている」と述べた。

オブラドール氏は3度目のコロナ感染を受け、ユカタン半島の視察を断念し、大統領府で療養生活を送っている。

一部の地元メディアはオブラドール氏が23日早朝に意識を失い、視察をキャンセルせざるを得なくなったと報じたが、大統領府報道官はこれを否定した。

しかし、オブラドール氏は報道の一部が事実であることを認め、「突然血圧が低下し、クラっときた」と述べた。「眠りに落ちるような感覚でした。一時的に気を失いましたが、私はうまくやっています...」

オブラドール氏は大統領専用ヘリで首都メキシコシティに戻った際、担架は使わず、自分の足で歩いたと強調した。

またオブラドール氏は自身の心臓に問題があることを認めたうえで、「血圧低下は心臓に何の影響も与えず、公務に支障をきたすこともない」と断言した。「私は元気です。今もオンラインで閣僚に指示を出したところです...」

オブラドール氏と頻繁に面会している米国のケン・サラザール(Ken Salazar)駐メキシコ大使は25日、「PCR検査で陽性と診断された」とツイートした。「私もです」

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