◎オックスナードの警察は今月7日、18歳のメキシコ人男性を公務執行妨害の疑いで射殺した。
メキシコ政府は19日、米カリフォルニア州オックスナードで今月初めにメキシコ人男性が警察官に射殺された事件について、「不当な殺傷力の行使」という見方を示した。
オックスナードの警察は今月7日、18歳のメキシコ人男性を公務執行妨害の疑いで射殺した。
警察が公開したボディカメラには、ナイフを持った男が警察官に詰め寄り、武器を捨てるよう求める警告を無視するところが映っていた。
警察官はスタンガンで制圧を試みたものの、男が前進し続けたため、発砲した。男は少なくとも1発被弾し、その後死亡した。
メキシコ外務省は米政府に調査を要請している。
メキシコ政府は声明の中で、「警察機構の外部委員会による審議の結果、この男性に対する殺傷力の行使は不当であるという結論に至った」と述べている。
オックスナード警察は制圧に至る過程と銃の使用が適切であったかどうかを調査している。