◎容疑者は24日夜、市中心部の地区にあるアパートの入り口で手榴弾を爆発させ、女性2人と男性1人に怪我を負わせた。
ドイツの警察当局は25日、首都ベルリンで市民に危害を加えた61歳の男を逮捕した。
ベルリン警察によると、容疑者は24日夜、市中心部の地区にあるアパートの入り口で手榴弾を爆発させ、女性2人と男性1人に怪我を負わせたという。
警察の報道官は声明で、「容疑者は手榴弾による攻撃後、被害者2人にナイフで切りかかった」と述べている。
被害者3人は全員病院に搬送された。警察によると、男性は生死に関わる怪我を負ったという。
容疑者は現場から逃走したものの、25日に逮捕された。
ドイツ通信社(dpa)は警察筋の話を引用し、「あらゆる可能性を考慮して捜査に当たっている」と報じた。
容疑者と被害者が知り合いかどうかは不明。警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。
ドイツ公共放送連盟(ARD)によると、容疑者はセルビア人。負傷した女性2人もセルビア国籍を持ち、男性はボスニア・ヘルツェゴビナ出身だという。