◎先月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.7%増。1月と同じだった。
労働省によると、引き上げは7月1日に行われ、西部地区は4.39%、東部は5.86%上乗せされるという。
政府は昨年もインフレに対処する取り組みの一環として年金を引き上げている。西部は5.35%、東部は6.12%だった。
ドイツ通信社(dpa)によると、同国の年金は賃金とほぼ連動している。最近、様々な分野で賃上げ交渉が行われ、多くの企業が労組の要求を受け入れた。
同国の先月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.7%増。1月と同じだった。
今回の年金引き上げはCPIには満たない。しかし、長年にわたって西部と東部の格差を縮めようと努力してきた結果、東部の年金水準は人口の大多数を占める豊かな西部の水準に近付きつつある。