◎爆弾は北部バルク州マザーリシャリーフにある州知事室内で爆発した。
2022年9月23日/アフガニスタン、首都カブールのモスク近く、タリバンの戦闘員(Ebrahim Noroozi/AP通信)

アフガニスタン当局は9日、北部バルク州マザーリシャリーフの政府庁舎内で爆弾が爆発し、州知事を含む3人が死亡したと発表した。

州警察の報道官によると、爆弾は州知事室内で爆発したという。

タリバンのムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はSNSに声明を投稿。「当局が捜査に当たっている」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

地元メディアによると、犯行声明を出したグループは確認できていないという。

イスラム国(ISIS)を支持するスンニ派のアマーク(Aamaq)通信も今のところ声明を出していない。

アフガンでは2021年8月の政変以来、ISIS系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が相次いでいる。

この組織はシーア派の少数民族だけでなくタリバンにも攻撃を仕掛けている。

IS-Kは要人を狙ったとされる1月のテロ攻撃を主導した。この攻撃ではIS-Kの戦闘員8人が死亡、9人が逮捕されている。

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