◎爆弾は北部バルク州マザーリシャリーフにある州知事室内で爆発した。
アフガニスタン当局は9日、北部バルク州マザーリシャリーフの政府庁舎内で爆弾が爆発し、州知事を含む3人が死亡したと発表した。
州警察の報道官によると、爆弾は州知事室内で爆発したという。
タリバンのムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はSNSに声明を投稿。「当局が捜査に当たっている」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
地元メディアによると、犯行声明を出したグループは確認できていないという。
イスラム国(ISIS)を支持するスンニ派のアマーク(Aamaq)通信も今のところ声明を出していない。
アフガンでは2021年8月の政変以来、ISIS系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が相次いでいる。
この組織はシーア派の少数民族だけでなくタリバンにも攻撃を仕掛けている。
IS-Kは要人を狙ったとされる1月のテロ攻撃を主導した。この攻撃ではIS-Kの戦闘員8人が死亡、9人が逮捕されている。