◎エーゲ海では移民船の転覆・沈没事故が相次いでいる。
ギリシャの沿岸警備隊は7日、レスボス島の沖合で亡命希望者とみられる人々を乗せたボートが岩に衝突し、3人が死亡、16人を救助し、行方不明者の捜索を続けていると発表した。
警備隊によると、島の東部沿岸で3人の遺体を収容し、巡視船2隻とヘリによる救助活動により16人を救助したという。
人々の国籍は明らかにされていない。一部の地元メディアは「トルコを出港したシリア難民」と報じている。
警備隊は行方不明者の捜索を続けている。ボートに乗っていた人の数は不明だ。
警備隊は声明で「乗員は全員、救命胴衣を着ていなかった」と述べた。
エーゲ海では移民船の転覆・沈没事故が相次いでいる。
2日前にはレロス島沖合で41人を乗せたボートが転覆し、子供4人と女性1人が死亡したばかりだ。