◎漁船は木浦市の沖合で4日遅くに転覆し、近くを航行していた商業船が乗組員3人を救助した。
韓国当局は5日、同国南西部沖合で漁船が転覆し、乗組員9人が行方不明になったと発表した。
地元メディアによると、漁船は木浦市の沖合で4日遅くに転覆し、近くを航行していた商業船が乗組員3人を救助したという。
沿岸警備隊は生存者の話を引用し、「エンジンルームに水が流れ込み、数分で航行不能となり、転覆した」と報告している。
当局は行方不明者が船内に取り残されている可能性があるとして、漁船の引き上げを計画している。
政府報道官によると、行方不明者のうち7人は韓国人、2人は外国人だという。国籍は明らかにしていない。
沿岸警備隊は救助要請を受け、現場に警備船30隻以上を派遣。空軍もヘリと軍用機を送り、行方不明者を捜索した。
ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は5日、行方不明者の捜索に全力を挙げるよう関係閣僚に命じた。