◎警察は2人が線路内に立ち入った経緯を調べている。
ドイツの警察当局は3日、西部ノルトライン・ウェストファーレン州レックリングハウゼンで少年2人が貨物列車に接触し、1人が死亡、もう1人が重傷を負ったと発表した。
レックリングハウゼンは首都ベルリンの西方500km、オランダ国境に近い工業都市のひとつで、人口は約12万人。
地元警察によると、事故は2日遅くに発生。列車と接触したのは9歳と10歳の少年で、身元は明らかにされていない。
警察は声明で、「10歳の少年が死亡、もう1人は重傷だが、命に別条はない」と述べている。
ドイツ通信社(dpa)は警察関係者の話を引用し、「2人以外に線路付近に人がいた形跡は現時点では確認できていない」と報じている。
警察は2人が線路内に立ち入った経緯を調べている。