◎53歳の女性、73歳と88歳の男性が死亡。1人が重体、11人が軽傷を負った。
ドイツ警察は18日、南部ロイトリンゲンにある老人ホームで火災が発生し、3人が死亡、12人が重軽傷を負ったと発表した。
ドイツ通信社(dpa)によると、この老人ホームは精神障がい者向けの施設だという。
地元警察は53歳の女性、73歳と88歳の男性が死亡したと報告。1人が重体、11人が軽傷を負った。
3人の死因は明らかにされていないが、dpaは救助隊員の話を引用し、「煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒の可能性が高い」と報じている。
dpaによると、警察は重体となっている57歳の女性が放火した可能性があるとみて捜査を進めているという。
火災は17日遅くに発生した。火元は57歳の女性の部屋と伝えられている。
ロイトリンゲン警察と地検は共同声明で、「放火の可能性を視野に入れ捜査を進めている」と述べた。
dpaによると、捜査対象となった女性は精神疾患を持ち、市内の医療機関に搬送され治療を受けているという。