◎爆弾は1日早朝に爆発した。
アフガニスタン、首都カブール、タリバンの戦闘員と市民(Getty Images)

アフガニスタン当局は1日、首都カブールの軍用空港検問所付近で爆弾が爆発し、数人が死傷したと発表した。

タリバンによると、爆弾は1日早朝に爆発したという。犯行声明は出ていないようだ。

アフガンでは2021年8月の政変以来、イスラム国(ISIS)系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が相次いでいる。

IS-Kはシーア派の少数民族だけでなくタリバンの戦闘員にも攻撃を仕掛けている。

軍用空港は内務省ビルのすぐ近くにある。同ビルも昨年10月にテロ攻撃を受け、4人が死亡している。

内務省の報道官は声明で、「この爆発で数人が死傷した」と説明。それ以上の情報は調査が完了次第報告するとした。

AP通信によると、検問所本体は損傷を免れたように見えるという。現場周辺は封鎖されている。

この検問所は主要道路のひとつである空港通りにあり、政府省庁、外国大使館、大統領官邸のある地区に通じている。

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