◎タンクローリーは24日早朝、橋の下を通る道路で身動きが取れなくなり、爆発した。
2022年12月24日/南アフリカ、ヨハネスブルグ東部、液化石油ガスを積んだタンクローリーが爆発した現場(Hein Kaiser/AP通信)

南アフリカ当局は25日、ヨハネスブルグ東部の道路で石油タンクローリーが爆発した事故について、これまでに15人の死亡を確認し、少なくとも321人が負傷したと明らかにした。

液化石油ガス(LPG)を積んだタンクローリーは24日早朝橋の下を通る道路で身動きが取れなくなり、爆発した。

報道によると、タンクローリーは消火活動中にも爆発し、消防車1台が全焼したという。

この爆発により、現場から約100mの地点にある医療機関も被害を受けた。保健省によると、病院職員3人が死亡し、建物にも大きな被害が出たという。

ソーシャルメディアで共有された動画には爆発に巻き込まれた負傷者を支援する人々の姿が映っていた。

地元メディアは当局者の話を引用し、「少なくとも321人が被害に遭った病院に搬送され、一部はヨハネスブルグ市内の別の病院に移された」と報じている。

爆発現場近くの民家と車両も被害を受けたと報告されている。

地元テレビ局の取材に応じた男性は「空から火の玉が降ってきた」と語った。「火の玉が自宅を直撃し、室内にも飛び込んできました...」

報道によると、タンクローリーはリチャーズ・ベイ港から隣国ボツワナに向かう途中だったという。

市当局はタンクローリーが高速道路ではなく一般道を使った理由などを調べるとしている。

地元テレビ局は警察関係者の話を引用し、「運転手は死亡した」と報じている。

2022年12月24日/南アフリカ、ヨハネスブルグ東部、液化石油ガスを積んだタンクローリーが爆発した現場近く(Hein Kaiser/AP通信)
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