◎第3滑走路の管制システムを含む全システムの運用を正式に開始した。
.jpg)
香港国際空港が25日、第3滑走路の運用を正式に開始すると発表した。
空港庁によると、この滑走路は7月下旬に運開し、すでに1日約140便が発着しているという。
メイン滑走路は7月に閉鎖され、改修工事が行われている。
同庁は声明で、「第3滑走路の管制システムを含む全システムの運用を正式に開始した」と述べている。
同空港では第2ターミナルの拡張工事も行われている。
地元メディアによると、2024年には全ての滑走路が使用可能になるという。第2ターミナルの拡張を含むこの改修プロジェクトの総費用は1450億香港ドル(約2兆5800億円)と見積もられている。
空港庁の報道官は記者会見で、「このプロジェクトの資金は民間市場から調達した」と語った。
香港のアナリストたちは第3滑走路の運用開始を歓迎している。滑走路がすべて稼働すれば、より多くの旅客機と貨物機が発着できるようになるだろう。
タイとインドネシアでもターミナルの拡張や滑走路の増設工事が進んでいる。
香港政府は先月、コロナ関連の渡航制限を緩和した。入国者はワクチン接種の有無にかかわらず、到着時にPCR検査を求められる。