◎中部ゲッティンゲンの市議会が市営プールでのトップレススイムを許可する決議案を賛成多数で可決した。
ドイツ通信社(dpa)は16日、中部ゲッティンゲンの市議会が市営プールのトップレス利用を許可する決議案を賛成多数で可決したと報じた。
dpaによると、市内にある4つの市営プールは今後、トップレスで利用可能になるという。対象は男女。
ゲッティンゲン市の男性でも女性でもないと主張する人物は昨年、トップレス状態で市営プールを利用した際、当局に隠すよう命じられたことに異議を唱えた。
市当局は今年、5月1日~8月末限定で市営プールのトップレススイムを許可した。
dpaは広報担当者の話を引用し、「市営プールの規則は見直され、今後は平日もトップレススイムが可能になる」と報じた。
またこの広報担当者によると、プール利用者の大多数がトップレス導入に賛成したという。
一方、ベルリンの地方裁は今週、トップレス状態で屋外の水遊び場を利用し当局者に隠すよう命じられた女性が起こした訴えを棄却した。
女性の権利保護を訴える団体はベルリン裁の決定を非難し、「男性はトップレスが当たり前なのに、なぜ女性はダメなのか」と疑問を呈した。
ある女性活動家はSNSに、「女性は男性の裸を見ても何も感じない。男性もそうだ!」と投稿している。