◎武装した男たちは客を無差別に撃ち殺し、逃走した
2022年7月10日/南アフリカ、ヨハネスブルク郊外のソウェト(Shiraaz Mohamed/AP通信)

南アフリカの警察当局は10日、最大都市ヨハネスブルク郊外ソウェトのバーで武装した男たちが銃を乱射し、少なくとも15人が死亡、8人が負傷したと発表した。

警察は男たちの行方を追っている。

報道によると、男たちは9日深夜にバーに押し入りライフルやピストルを乱射したという。警察の報道官は記者団に対し、「武装テロリストは客を無差別に撃ち殺し、逃走した」と説明した。

地元メディアは警察筋の話を引用し、「男たちは高出力ライフル、AK-47(旧ソ連の自動小銃)、9mmピストルを使った」と報じている。

男たちは10日の現地時間0時頃に銃を乱射したと伝えられている。生存者の叔母はAP通信の取材に対し、「姪はテロが発生した時、トイレにいた」と語った。「姪は銃の音と叫び声を聞いたと言いました...」

報道によると、港湾都市ピーターマリッツバーグのバーでも9日遅くに銃乱射事件が発生し、少なくとも4人が死亡、8人が重軽傷を負ったという。

警察は武装した男2人がバーに押し入り客に発砲したと説明している。その場で2人の死亡が確認され、残り2人は搬送先の病院で死亡した。負傷した8人は病院で治療を受けている。

容疑者は逃走中。警察が行方を追っている。

ラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領はほぼ同時刻に発生した2つの事件の容疑者を厳しく非難し、責任を取らせると約束した。

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