◎アフガニスタンではこの数カ月、IS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が各地で相次いでいる。
2022年5月25日/アフガニスタン、北部マザリシャリフのモスク(Masih Paeiz/AP通信)

アフガニスタン北部クンドゥズ州のモスクで17日、爆弾が爆発し、礼拝者少なくとも1人が死亡、7人が負傷した。

タリバンによると、爆弾は同州イマムサヒブ地区のモスク内に仕掛けられていたという。テロリストは金曜礼拝に合わせて爆弾を爆発させたとみられる。モスク内では当時、数十人が祈りを捧げていた。

地元メディアはタリバン当局者のコメントを引用し、「今のところ犯行声明は出ておらず、捜査が進められている」と報じた。

アフガニスタンではこの数カ月、イスラム国(ISIS)関連グループのひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が各地で相次いでいる。

IS-Kは2014年頃から同国内で活動を始め、タリバンの安全保障上の最大の懸念と考えられている。

タリバンは昨年8月の政権奪取後、東部地域に拠点を置くISIS系グループの取り締まりを開始した。

首都カブールで先月発生したモスク爆破テロでは少なくとも5人が死亡、22人が負傷している。同じくカブールで4月に発生したテロでは礼拝者少なくとも10人が死亡、30人が負傷した。

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