◎アルバニージー首相は23日中に訪日し、日米合印による「クアッド(Quad」首脳会談(24日)に参加する。
総選挙に勝利したオーストラリアのアンソニー・アルバニージー(Anthony Albanese)氏が23日、宣誓した。
アルバニージー首相率いる労働党は21日の総選挙でモリソン(Scott Morrison)前首相の保守連合を破った。
アルバニージー氏は23日中に訪日し、日米豪印による「クアッド(Quad」首脳会談(24日)に参加する。
総選挙の集計作業はまだ続いており、労働党が単独過半数を獲得できるかどうかは不明である。
アルバニージー氏は新外相のペニー・ウォン(Penny Wong)氏ら主要閣僚と宣誓した。ウォン氏も訪日する予定。
クアッドはソロモン諸島と中国の安全保障協定などについて協議する。アルバニージー氏はこの協定を前政権によるAUS外交史上最大の失敗と非難している。
米国とAUSはこの協定によって中国が南太平洋地域に軍事拠点を持つ可能性があると懸念している。
アルバニージー氏は23日、クアッドのインド太平洋地域に対するコミットメントを称賛した。「クアッドサミットには、自由で開かれたインド太平洋を支持するAUS、日本、インド、米国という偉大な自由民主主義国の指導者が集まります...」
一方、新外相のウォン氏は気候変動対策がサミットの主要議題のひとつになると示唆した。
ウォン氏は記者団に、新政権は新しい気候変動対策を提案することになるという見方を示した。
I am deeply honoured to serve as Australia’s Prime Minister.
— Anthony Albanese (@AlboMP) May 22, 2022
As Prime Minister, I want to bring people together and lead a government that is as courageous, hard-working and caring as the Australian people.
That work starts today. pic.twitter.com/qhu8JxHx2g