◎ミチョアカン州は同国で最も危険な州のひとつであり、麻薬組織シナロア・カルテルとつながりのあるギャングの支配下に置かれている。
メキシコ陸軍の兵士(Getty Images)

メキシコ政府は25日、西部ミチョアカン州で陸軍と武装集団が衝突し、兵士1人を含む7人が死亡したと発表した。

トレス(Carlos Torres)内相によると、銃撃戦は麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」とつながりのあるギャングの支配下にある地域で24日に発生したという。

市内をパトロールしていた陸軍のパトロール部隊が攻撃を受け、応戦。銃撃戦に発展した。

トレス氏はギャングとみられる戦闘員8人を拘束したと述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

一部の地元メディアはハリスコ州の麻薬カルテルハリスコ新世代(Jalisco New Generation)」の戦闘員である可能性が高いと報じた。

ハリスコ新世代はミチョアカン州のギャングと領土争いを繰り広げている。

一方、ミチョアカン州警察は同日、ライオンを密輸した男3人を逮捕したと発表した。

麻薬カルテルはライオン、ジャガー、クロコダイルなどをペットとして飼い、ライバル組織の戦闘員をエサにすることがある。

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