バーレーン裁判所、イラン革命防衛隊と共謀した9人に終身刑
被告たちはIRGCと連携し、バーレーン国内のインフラや安全保障関連施設を標的とする活動に関わっていたと認定された。
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バーレーンの高等裁判所は24日、イラン革命防衛隊(IRGC)と協力し、同国に対する敵対行為やテロ行為に関与したとして、被告9人に終身刑、2人に禁錮3年の実刑判決を言い渡した。国営メディアによると、被告たちは重要インフラの情報収集や関連資金の送金などに関与したとされる。
被告たちはIRGCと連携し、バーレーン国内のインフラや安全保障関連施設を標的とする活動に関わっていたと認定された。裁判所はこれらの行為を「敵対的かつテロ的活動」と位置付け、国家安全保障を脅かす重大な犯罪であると判断した。併せて、関連証拠の押収や資金の流れの追跡も行われたという。
バーレーン政府は近年、イランとの関係を背景とする国内の治安上の脅威に強い警戒感を示しており、IRGCとの関係が疑われる個人や組織への取り締まりを強化している。今回の判決も、こうした対策の一環として行われたものとみられる。
一方で、イランはバーレーンを含む湾岸諸国に対する影響力行使や内政干渉を否定している。特に近年は地域全体で安全保障環境が不安定化する中、スパイ活動や武装組織への支援をめぐる非難の応酬が激しさを増している。
今回の判決はバーレーンが対イラン警戒を一段と強める姿勢を示すものとなった。同国は戦略的に重要なホルムズ海峡周辺に位置し、米軍第5艦隊の拠点も置かれていることから、地域の緊張が国家安全保障に直結する状況が続いている。高裁の判断は国内の治安維持と対外抑止力の強化を意図したものと受け止められている。
