FIFAの非公式マスコット「マーリン」がメキシコのスタジアムを訪問、試合観戦は認められず
マーリンは首都メキシコシティ在住の2歳のアヒルで、緑色のメキシコ代表ユニホームを身にまといながら街を歩く姿がSNSで拡散され、今大会の「非公式マスコット」として一躍有名になった。
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FIFAワールドカップ北中米大会で思わぬ人気者となったアヒルの「マーリン(Merlín)」が24日、メキシコ代表戦が行われたスタジアムを訪れた。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)の規則により、試合観戦は認められなかった。
マーリンは首都メキシコシティ在住の2歳のアヒルで、緑色のメキシコ代表ユニホームを身にまといながら街を歩く姿がSNSで拡散され、今大会の「非公式マスコット」として一躍有名になった。開幕戦でメキシコが勝利した後、街頭でサポーターと交流する様子が話題となり、その人気は国内外へ広がった。最近ではテレビ番組への出演やシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領との面会も果たし、国民的な存在となっている。
この日、マーリンは飼い主の家族に伴われ、メキシコシティのアステカ競技場を訪問した。ファンの間では「代表戦をスタンドで観戦させてほしい」との声も上がっていたが、FIFAは動物の安全と福祉を理由に競技場内への入場を認めなかった。大会関係者によると、マーリンはテレビ局の収録のためスタジアム周辺区域への立ち入りは許可されたものの、試合中に場内へ残ることはできなかったという。
飼い主はAP通信の取材に対し「ここ数日は本当に信じられない経験だった。多くの人がマーリンに驚き、愛情を示してくれた」と語り、世界中から寄せられた反響に謝意を示した。会場周辺ではマーリンの姿を一目見ようと多くのサポーターが集まり、アヒルを模した帽子をかぶるファンも見られた。ある観客は「マーリンはメキシコとW杯の象徴だ」と話した。
マーリンを巡っては、その人気の高まりを受けて名称の商標権を巡る争いも発生したが、最終的に飼い主が権利を取得した。試合会場への入場はかなわなかったものの、マーリンは今やメキシコ代表を応援する幸運のシンボルとして、多くのファンに愛されている。
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