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スーダン・ダルフールの市場に無人機攻撃、民間人も犠牲に、目撃者「営業中だった」

現場を目撃したタバコ販売業者はAP通信の取材に対し、市場には数百人のRSF戦闘員が集まっており、午後8時ごろに無人機が攻撃したと証言した。
アフリカ北東部・スーダン、ダルフール地方の国連難民キャンプ(Getty Images)

スーダン・南ダルフール州ニャラで10月26日、混雑する市場が軍の無人機攻撃を受け、100人以上が死亡、113人が負傷した。地元の人権団体が28日、明らかにした。犠牲者には準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘員だけでなく、食料や飲み物を販売していた女性や子どもなどの民間人も含まれるという。

現場を目撃したタバコ販売業者はAP通信の取材に対し、市場には数百人のRSF戦闘員が集まっており、午後8時ごろに無人機が攻撃したと証言した。爆発によって戦闘員のほか、食料を売っていた女性らも死亡したという。別の目撃者は、茶や食事を販売していた女性を中心に、子どもを含む民間人14人が犠牲になったと説明した。失業が深刻な地域では、戦闘員が集まる場所で食料などを販売することが、住民にとって貴重な収入源となっている。

一方、軍事政権を支持する民兵の報道官は、ニャラ西方の訓練施設でテロリスト150人以上を殺害したと主張し、攻撃は標的を絞った空爆だったと説明した。ただし、現地の通信や情報収集には制約があり、死者数や攻撃対象の実態について独立した検証はできていない。

地元の医療団体「スーダン医師中央委員会」は、別の集計として少なくとも21人が死亡、40人以上が負傷したと発表した。

一方、国際医療援助団体「国境なき医師団」はニャラの病院に36人の遺体が運ばれ、救急部門で150人の負傷者を確認したと明らかにした。

スーダンでは2023年4月に軍政とRSFによる内戦が始まり、戦闘や無人機攻撃による民間人の犠牲が拡大している。国連によると、この紛争による死者は少なくとも5万9000人に上り、約1300万人が避難を余儀なくされた。

食料不足や飢餓も深刻化する中、市場など民間人が集まる場所への攻撃を防ぐことが急務となっている。

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