ナイジェリアで拘束中の鉱山労働者37人死亡、抗議デモに警察が催涙ガス
死亡した37人は、今週前半に違法採掘への関与を疑われて逮捕され、治安・民間防衛隊(NSCDC)の施設に収容されていた。
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ナイジェリア中部ナイジャ州の州都ミンナで18日、違法採掘の疑いで拘束されていた鉱山労働者37人が死亡したことをめぐり抗議デモが発生し、警察が催涙ガスを使用してデモ参加者を排除した。若者や鉱山労働者の関係者ら数十人が治安当局の施設近くに集まり、警察は周辺を封鎖したうえで、催涙ガス弾を発射してデモを解散させた。
死亡した37人は、今週前半に違法採掘への関与を疑われて逮捕され、治安・民間防衛隊(NSCDC)の施設に収容されていた。NSCDCは当初、死亡原因について、感染症の発生が疑われると説明し、遺体を病院に移して詳しい検査を行うとしていた。
一方、拘束から生還した人物はAP通信の取材に対し、収容施設には多数の拘束者が詰め込まれ、換気も不十分だったと証言した。死亡者が窒息した可能性を指摘する証言も出ており、死因をめぐって当局側の説明と生存者の証言が食い違っている。
デモ参加者の一部は、死亡した鉱山労働者が警察関係者への襲撃に対する報復として殺害されたと主張している。政府は事態を受け、ナイジャ州のNSCDC司令官を職務停止とし、事件について全面的な調査を行う方針を示した。
州政府は抗議活動の一部で住民への襲撃が起きたことを受け、午後6時から12時間の外出禁止令を発令した。違法採掘はナイジェリアで長年の問題となっており、専門家はその収益がイスラム過激派の活動資金になっているケースもあると指摘している。
