◎コレラは感染性下痢症のひとつで、治療せずに放置すると数時間で死に至ることもある。
2022年1月29日/マラウイ、チクワワ県の住民(United Nations/UNICEF)

マラウイの保健当局は22日、コレラ感染による死者が400人を超えたと発表した。

当局によると、3月に最初の感染者が報告されて以来、感染者数は増え続けており、22日時点で1万4000人近くに達したという。

コレラは感染性下痢症のひとつで、治療せずに放置すると数時間で死に至ることもある。コレラ菌に汚染された水を飲んだり食品を食べたりすることで感染する。

保健省の報道官は市民にワクチンを接種するよう改めて呼びかけた。

政府の統計によると、ワクチン接種は順調に進んでおり、全国15地域のうち13地域の接種率が80%を超えたという。

国内最大の観光都市マンゴチと第二の都市ブランタイヤで感染者が急増している。当局は基本的な感染予防対策を徹底し、ワクチンを積極的に接種するよう呼びかけた。

世界保健機関は先月、マラウイにコレラワクチン290万回分を送った。

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