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エチオピア北部で土砂崩れ、14人死亡、行方不明者の捜索続く

報道によると、土砂崩れは同州郊外の集落にある修道院付近で発生した。
2024年7月23日/エチオピア南西部、土砂崩れが発生した集落(AP通信)

エチオピア北部アムハラ州で4日、大雨による土砂崩れが発生し、国営メディアによると少なくとも14人が死亡した。現場では行方不明者の捜索が続いており、死者数はさらに増える可能性がある。

報道によると、土砂崩れは同州郊外の集落にある修道院付近で発生した。現場では多くの信者が宗教儀式に参加していたとされ、斜面が崩落し、土砂や岩石が参拝者をのみ込んだ。救助隊は重機を投入して捜索活動を進める一方、住民らも手作業で生存者の救出や遺体の収容に当たっている。負傷者は近隣の病院に搬送された。行方不明者の数は明らかになっていない。

エチオピアでは6月から9月にかけて「キレムト」と呼ばれる雨季を迎え、各地で大雨や洪水、土砂災害が頻発する。急斜面での農地開発や森林伐採、排水設備の未整備などが被害を拡大させる要因と指摘されている。近年は気候変動の影響で大雨が激甚化し、自然災害への備えが課題となっている。

同国では2024年7月、南西部地域で発生した土砂崩れにより250人以上が死亡、過去最悪の災害となったほか、2026年3月にも豪雨に伴う土砂災害で100人を超える犠牲者が出るなど、大雨による被害が相次いでいる。

今回の事故を受け、当局は危険地域への立ち入りを控えるよう住民に呼びかけるとともに、雨季の間は土砂災害への警戒を強める方針を示した。専門家は早期警戒システムの整備や斜面管理の強化など、防災対策を急ぐ必要があると指摘している。

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