ケニア18階建てビル倒壊、発生から1週間で初の遺体収容、16人なお不明
倒壊したのは、ナイロビの商業地区にある18階建てのビル。建設途中だったが、コンクリートや鉄骨が崩れ落ち、内部にいた人々が巻き込まれた。
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ケニアの首都ナイロビで10月23日に発生した建設中のビル倒壊事故について、当局は10月30日、瓦礫の中から初めて遺体を収容したと明らかにした。事故発生から1週間が経過しており、依然として16人の行方が分かっていない。救助隊が捜索を続けている。
倒壊したのは、ナイロビの商業地区にある18階建てのビル。建設途中だったが、コンクリートや鉄骨が崩れ落ち、内部にいた人々が巻き込まれた。今回発見されたのは女性の遺体で、コンクリートと鉄骨に押しつぶされ、損傷が激しい状態だったという。
事故現場では、家族や関係者が行方不明者の生存を信じ、1週間にわたって現場付近で待機してきた。しかし、救助活動で生存率が大きく低下するとされる発生後72時間が過ぎ、家族の間では生存への期待を失う人も出ている。24日以降、新たな生存者は救出されていない。
捜索活動には、中国の支援チームが提供した熱画像装置も投入された。当局はこの装置によって瓦礫の下に2人の人影を検知したとしている。
一方、ナイロビ知事は、このビルが必要な建築許可を取得していなかったと明らかにした。さらに、1階と地下階に設けられた店舗の営業も違法だったと説明した。建物を使用するには、検査を受けたうえで使用許可証を取得する必要がある。
今回の事故は、ナイロビにおける建築規制の監督体制と安全管理の不備を浮き彫りにした。当局は捜索と並行して、違法建築や使用許可をめぐる問題の調査を進める方針だ。
