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カメルーン、世界銀行の融資を承認、ドゥアラ―バンギ経済回廊整備へ

融資はカメルーンの経済都市ドゥアラと中央アフリカ共和国の首都バンギを結ぶ「ドゥアラ―バンギ経済回廊」事業に充てられる。
世界銀行のエンブレム(ロイター通信)

カメルーンのビヤ(Paul Biya)大統領は10月2日、世界銀行の国際復興開発銀行(IBRD)から約3億9000万ドルの融資を受ける契約を承認した。融資はカメルーンの経済都市ドゥアラと中央アフリカ共和国の首都バンギを結ぶ「ドゥアラ―バンギ経済回廊」事業に充てられる。大統領令によって承認されたもので、両国を結ぶ輸送網や貿易ルートの整備を進めることが目的だ。

ドゥアラはカメルーンの主要な港湾都市で、中央アフリカ共和国など内陸国にとって重要な物流拠点でもある。道路などの輸送インフラを改善することで、貨物輸送の効率化や国境をまたぐ貿易の拡大につなげる狙いがある。世銀は6月、ドゥアラ―バンギ経済回廊プロジェクト向けの4億700万ドルの融資を承認していた。

ビヤ氏は同日、別の融資契約についても承認。関係閣僚に対し、イスラム開発銀行との間で約2億3800万ドルの資金調達契約を締結する権限を与えたもので、こちらはドゥアラと西部のバフサムを結ぶ幹線道路の改修に使われる。

カメルーンでは8月にも、開発事業への投資と未払い債務の処理を目的として、財務省が国内外から最大16億7000万ドルを借り入れることが認められていた。政府はインフラ整備を進める一方、財政不足を補うため借り入れを拡大している。

石油・天然ガス、カカオ、木材などを主要産業とするカメルーンにとって、交通インフラの改善は国内経済だけでなく、中央アフリカ地域の物流網にも影響する。今回の世銀融資はドゥアラを起点とする広域的な貿易・輸送ネットワークの強化を通じ、地域経済の連結性を高める取り組みの一環となる。

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