タンザニアでバスとトラックが正面衝突、少なくとも28人死亡、バス炎上
事故が起きたのは、商都ダルエスサラームと内陸部を結ぶ幹線道路。
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東アフリカのタンザニア東部で9日未明、乗客を乗せたバスとトラックが衝突し、バスが炎上する事故が発生した。消防によると、少なくとも28人が死亡した。
事故が起きたのは、商都ダルエスサラームと内陸部を結ぶ幹線道路。バスはダルエスサラームから南西部に向かって走行していた。一方、木材を積んだトラックはダルエスサラームに向かい、ほかの車を追い越そうとした際にバスと正面衝突したという。
現場で状況を説明した消防の責任者によると、衝突後、バスは炎に包まれ、全焼した。犠牲者の身元や事故当時の状況については、当局による調査が続いている。
負傷者の人数は明らかになっていない。AP通信によると、複数人が近くの病院に搬送された。
タンザニアでは過去にも、バス事故により多数の死者が出ている。2025年6月には、北部キリマンジャロでバス2台が衝突・炎上し、37人が死亡した。この事故を受け、ハッサン(Samia Suluhu Hassan)大統領は国民に対し、交通規則を順守するよう呼びかけていた。
国連によると、アフリカの人口10万人当たりの交通事故死者数は約26人で、世界平均の約18人を上回る。同大陸が保有する車両は世界全体の約3%にとどまる一方、交通事故による死亡率は世界で最も高い水準にある。
今回の事故は、道路交通の安全確保が依然として大きな課題であることを示している。事故原因の究明とともに、追い越し時の安全確認や交通規則の順守を徹底する取り組みが求められる。
