イスラム国系組織が民間人を襲撃、48人死亡、子どもや高齢者も犠牲に マリ東部
襲撃を実行したとされるのは「イスラム国サヘル州(ISSP)」の戦闘員。
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アフリカ西部・マリ共和国東部で週末、過激派組織「イスラム国(IS)」に関連する武装勢力が民間人を襲撃し、48人が死亡した。現地メディアが20日に報じた。それによると、犠牲者には子どもや高齢者も含まれるという。
襲撃を実行したとされるのは「イスラム国サヘル州(ISSP)」の戦闘員。AP通信によると、襲撃は18日夜から19日朝にかけて行われた。武装勢力は国軍に拠点の位置を漏らしたとして住民を標的にしたという。国軍はこの直前、無人機による攻撃を実施していた。ISSPは今回の襲撃について犯行声明を出していない。
ISSPは東部メナカを主な活動拠点とし、隣国のブルキナファソやニジェールにも活動範囲を広げている。同地域ではアルカイダ系武装勢力「イスラム・ムスリムの支援団(JNIM)」とも勢力争いを繰り広げており、住民の安全が脅かされている。
軍事政権は19日、メナカの南西約65キロの地点で武装勢力の拠点を発見し、攻撃したと発表した。軍によると、拠点には複数の武装要員のほか、軍事装備や兵站物資があったという。
サヘル地域では武装勢力によるテロ攻撃が長年続いている。マリ、ブルキナファソ、ニジェールの軍事政権は治安改善に向けてロシアの支援も受けているが、暴力の拡大を食い止められていない。今回の襲撃は対テロ作戦が続く中でも民間人の犠牲が深刻化している現状を浮き彫りにした。
