ブラジル大統領選、決選投票前にフラビオ氏のリード縮小、ルラ氏と1ポイント差に=世論調査
今回の調査は10月17~20日に有権者2154人を対象に実施された。決選投票を目前に控え、討論会や選挙戦終盤の活動が有権者の判断にどう影響するかが注目される。
とルラ大統領(ロイター通信).jpg)
ブラジルの調査機関クエスト(Quaest)が21日に公表した世論調査によると、10月25日に予定される大統領選の決選投票で、右派のフラビオ・ボルソナロ(Flávio Bolsonaro)上院議員の支持率は45%となり、現職のルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領の44%を1ポイント上回った。
前週の調査ではボルソナロ氏が46%、ルラ氏が44%で、両候補の差は縮小した。調査の誤差はプラスマイナス2ポイントで、誤差の範囲内にある。
今回の調査は10月17~20日に有権者2154人を対象に実施された。決選投票を目前に控え、討論会や選挙戦終盤の活動が有権者の判断にどう影響するかが注目される。
フラビオ氏は2019~22年に大統領を務めたボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領の長男で、右派の支持層を引き継いで選挙戦に臨んでいる。一方、左派の労働者党に所属するルラ氏は、再選を目指している。両者は経済政策や社会政策、国家運営の方向性をめぐって対立しており、今回の決選投票はブラジルの今後の政治路線を左右する重要な選挙となる。
10月初旬の第1回投票では過半数を獲得した候補がいなかったため、上位2人が決選投票に進んだ。フラビオ氏は第1回投票でルラ氏をわずかに上回り、選挙戦の勢いを保ってきたが、複数の世論調査では両候補の支持率が接近している。
世論調査は調査方法や実施時期によって結果が異なり、投票日までに支持が変動する可能性もある。今回の数字だけで最終結果を予測することはできない。決選投票では、候補者への支持に加え、第1回投票で他候補に投票した有権者や、まだ投票先を決めていない層の動向が焦点となる。
