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南アフリカで女性9人の遺体発見、連続殺人の可能性視野に警察が捜査本格化

警察によると、9人目の遺体は18日早朝、通行人によって建設現場付近で発見された。
2026年9月15日/南アフリカ、ヨハネスブルク近郊、女性の遺体が見つかった現場(AP通信)

南アフリカの警察当局は18日、ヨハネスブルク近郊のエクルレニ市内で女性の遺体が新たに発見されたことを明らかにした。同地域では過去2か月の間、女性の遺体が発見される事件が相次いでおり、今回見つかった遺体を含めて犠牲者は9人に達した。警察は連続殺人の可能性も視野に捜査を進めている。警察によると、9人目の遺体は18日早朝、通行人によって建設現場付近で発見された。被害者は30代前半とみられる身元不明の女性で、脇腹に刺し傷のような痕があり、喉を切られた形跡が確認されている。

公式な死因については科学捜査チームによる調査が進められる予定である。警察はこの事件がこれまでに発見された他の8件の殺人事件と関連しているかどうかについて、慎重に裏付けを進めている。

これまでの捜査ではエクルレニ市内の複数のコミュニティで被害者が発見されている。犠牲となった女性の多くは20代から30代であり、一部の遺体は衣服が剥ぎ取られたり、性的暴行の痕跡が見られたりするなど、事件の手口に共通点が指摘されている。警察は当初からこれらの類似性を重く見て、市民に対して注意を呼びかけていた。

相次ぐ凄惨な事件を受け、南ア国内では女性に対する暴力やフェミサイド(女性に対する殺人)への懸念がかつてないほど高まっている。地域住民の間では、一人での外出や運動を控えるなど安全への警戒心が強まっており、当局に対する早急な解決を求める声が強まっている。

ハウテン州の州首相は18日、現場を訪れ、記者団に対し、「国家に対する宣戦布告であり、我々は決して屈しない」と述べ、治安維持と犯人検挙に向けて全力を挙げる姿勢を示した。

警察は、捜査員や情報収集のエキスパート、専門家らによる多角的な合同捜査チームを立ち上げ、容疑者の行方を追っている。また、現時点では一連の事件が単独の犯行または特定のグループによるものと断定するには至っていないとし、市民に対して不確実な情報の拡散やSNSへの投稿を控えるよう強く要請した。

当局は引き続き市民からの情報提供を呼びかけ、真相解明に向けた捜査を急ピッチで進めている。

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