ジンバブエ中部でミニバス炎上、児童7人死亡
警察によると、事故当時、ミニバスには24人の児童が乗車していた。
.jpg)
アフリカ南部・ジンバブエ中部のグウェルで10日、児童らを乗せたミニバスが走行中に炎上し、少なくとも7人が死亡した。地元当局は事故原因の調査を進めているが、車内に保管されていたガソリン入り携行缶が火災を拡大させた可能性があるとしている。
警察によると、事故当時、ミニバスには24人の児童が乗車していた。車両はグウェル市内を走行中に突然炎に包まれ、短時間のうちに激しく燃え上がったという。現場には消防隊や救助隊が出動し消火と救出作業に当たったが、車内に閉じ込められた児童7人の死亡が確認された。一方で、他の児童は自力で脱出したとみられる。負傷者の詳しい人数は公表されていない。運転手は病院に搬送されたと報じられている。
捜査当局は初期調査の結果として、車内に積まれていたガソリン入り携行缶が火災の拡大要因になった可能性を指摘した。出火原因は不明であり、警察は車両の整備状況や運行管理体制についても詳しく調べている。
今回の事故はジンバブエで長年問題視されてきた通学車両の安全性に改めて注目を集めている。同国では民間のミニバスや無認可タクシーが児童の送迎に広く利用されているが、定員超過や整備不良がたびたび指摘されてきた。今年2月には閣僚が定員15人の車両に42人の児童が乗せられていた事例を公表し、安全基準の徹底を求めていた。
ジンバブエにおける交通事故の死亡率はアフリカでも高い水準にあり、当局によると、事故原因の9割以上が人的ミスに起因している。速度超過や車両の老朽化、不十分な道路インフラなどが複合的に事故を招いているという。4月には南西部の幹線道路でミニバスタクシーが炎上し、18人が死亡した。公共交通機関の安全確保が大きな課題となっている。
突然の悲劇に、地元社会には深い悲しみが広がっている。学校へ向かう途中だった児童たちの命が失われたことで、保護者や教育関係者からは、通学車両の厳格な点検や定員規制の強化を求める声が高まっている。
.jpg)
.jpg)
