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中国・重慶土砂崩れ、死者11人に、50人行方不明

土砂崩れは17日の午前9時過ぎに発生した。
2026年7月19日/中国、南西部重慶市、土砂崩れが発生した現場(AP通信)

中国南西部・重慶市の彭水ミャオ族トゥチャ族自治県で先週発生した大規模な土砂崩れについて、当局は23日、新たに3人の遺体を収容し、死者が11人になったと発表した。依然として50人余りが行方不明となっており、救助隊が重機やドローンなどを投入して捜索活動を続けている。

土砂崩れは17日の午前9時過ぎに発生した。連日の大雨の影響で山腹が崩壊し、大量の土砂や岩石がふもとの地区をのみ込んだ。10棟以上の建物が埋没し、多数の住民が巻き込まれた。中国中央テレビ(CCTV)によると、これまでに10人が救助され、少なくとも50人と連絡が取れていない。この土砂崩れを受け、周辺住民約1100人が避難を余儀なくされた。

現場では800人以上の救助隊員が24時間態勢で活動している。大型重機による土砂の除去に加え、ドローンや生命探知機を用いた捜索も続けられている。しかし、現場には巨大な岩塊が散乱し、地盤も不安定な状態が続いているため、救助作業は難航している。一部では爆薬を使用して岩石を破砕しながら捜索範囲を広げる作業も行われたが、二次災害の危険が高く、慎重な対応が求められている。

当局によると、現場ではこの数日、生存者がいる兆候は確認されておらず、救助活動は生存者の救出を目指す段階から、遺体の収容へ移行しつつある。それでも当局は「最後まで希望を捨てず捜索を続ける」としており、専門家による地質調査や斜面の監視も並行して実施している。

土砂崩れの原因については、長期間にわたる雨によって地盤が緩み、山腹が崩落した可能性が高いとみられる。

中国では夏季にまとまった雨が降り、山岳地帯で土砂災害が相次いでいる。近年は気候変動による極端な降雨の増加に加え、急速な都市開発や山間部での建設工事などが災害リスクを高めているとの指摘もある。

当局は今回の土砂崩れの詳しい発生原因を調査するとともに、周辺地域で新たな土砂崩れが起きる恐れがないか警戒を続けている。

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