SHARE:

インド東部で群衆事故とホテル火災、14人死亡、負傷者多数

ビハール州の寺院では、ヒンズー教の神シバを祭る聖なる月の期間中、数千人の信者が礼拝に訪れていた。
2026年8月17日/インド、東部ビハール州、群衆事故が発生した現場(AP通信)

インド東部で17日、ヒンズー教寺院での群集事故とホテル火災という2つの事故が相次ぎ、計14人が死亡した。東部ビハール州では寺院に集まった信者がパニックに陥り、7人が死亡、10数人が負傷した。一方、西ベンガル州では巡礼者が宿泊していたホテルで火災が発生し、少なくとも7人が死亡、複数人が重傷を負った。いずれも宗教行事に関連する場所で発生した。

ビハール州の寺院では、ヒンズー教の神シバを祭る聖なる月の期間中、数千人の信者が礼拝に訪れていた。事故は17日の午前6時半ごろに発生。寺院周辺で電線が切れたことをきっかけに、群衆が一斉に逃げようとし、混乱が広がったとみられている。地元当局が詳しい原因を調べている。

現場では人々が押し合う中で転倒者が相次ぎ、群衆事故に発展した。負傷者は病院に搬送された。

同じ17日未明には、西ベンガル州の寺院街にあるホテルで火災が発生した。4階建てホテルの1階付近から出火し、宿泊していた巡礼者らが被害に遭った。火災は約3時間で消し止められたが、少なくとも7人が死亡、複数人が負傷した。警察がホテルの安全対策に問題がなかったか調べており、火災を巡ってホテル所有者が逮捕されたとの報道もある。

インドでは宗教行事や巡礼で数千、数万人が一度に集まることが多く、過去にも群衆事故が繰り返されてきた。今回の2つの事故は、宗教施設や巡礼者向け宿泊施設での安全管理、混雑時の誘導体制、火災対策の重要性を改めて浮き彫りにした。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします