韓国2026年輸出、9月時点で過去最高を更新、AI半導体がけん引
関税庁によると、半導体が輸出拡大の中心となっている。
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韓国の2026年の輸出額が9月上旬時点で7094億ドル(約111兆円)に達し、2025年通年の7093億ドルという過去最高記録を早くも上回った。関税庁が5日に発表したもので、人工知能(AI)関連需要の拡大を背景とする半導体輸出の急増が全体を強く押し上げている。
関税庁によると、半導体が輸出拡大の中心となっている。2026年1~8月の半導体輸出は前年同期比で169.6%増の2810億ドルに達し、全輸出額の41%を占めた。AI向けデータセンターなどへの投資拡大によってメモリーチップの需要と価格が上昇し、サムスン電子やSKハイニックスなどの主要半導体メーカーが恩恵を受けている。
輸出先にも大きな伸びがみられ、中国向けは前年同期比76%増、米国向けは57%増となった。一方、主要輸出品目の一つである乗用車は4%減で、輸出がすべての産業で均等に拡大しているわけではない。
関税庁は保護主義の高まりや世界的なサプライチェーン再編、中東情勢など不確実性が高まる環境下でも、輸出は力強い成長を続けていると説明する。現在のペースが続けば、12月初めにも年間輸出額1兆ドルを突破する可能性があり、米国、中国、ドイツに続く4番目の1兆ドル輸出国となる見通しである。
今回の記録は韓国経済がAI半導体という新たな成長分野を軸に輸出主導の成長を一段と強めていることを示している。
