◎ロヒンギャは国連機関から現金給付を受け、スリランカ当局が提供する限られた医療で何とか生活している。
2023年1月8日/インドネシア、アチェ州のビーチ近く、保護されたロヒンギャ難民(Irwandi/AP通信)

スリランカで生活するロヒンギャ難民のグループが2日、首都コロンボにある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の事務所前で抗議デモを行った。

スリランカ政府はロヒンギャの永住を認めていない。

他国への移住を求めるロヒンギャは国連機関の支援を受けて生活している。

スリランカのUNHCR事務所は年末までに閉鎖される予定だ。

デモを主催したスリランカ人活動家はAP通信の取材に対し、「ロヒンギャは国連機関から現金給付を受け、スリランカ当局が提供する限られた医療で何とか生活している」と語った。

ロヒンギャの子供は就学、成人は就職を認められていない。

デモに参加したロヒンギャのひとりはAPに、「私たちはスリランカに来るつもりはなかったが、スリランカ沖で海軍に救助され、入国せざるを得なくなった」と語った。

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